「ひろば」537号 発行
2026.07.17|ニュース
特集
緊迫化する国際エネルギー情勢から見る
日本のエネルギーと電力供給
~高まる電力需要の確保に向けて~
常葉大学名誉教授 NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長 山本 隆三氏
(本文要約)
・いつ終わるかわからない長期戦の様相を見せていた米国とイランとの戦争は、6月17日、両国がそれぞれ軍事行動の即時終結に向けた覚書に署名し戦闘終結が宣言されました。その後、協議により最終合意に向けた行程などが決まったものの、依然として双方の攻撃が続くなど、この先のホルムズ海峡の安全な航行や世界のエネルギー動向は見通しにくい状況です。
◆8つの視点
①イラン戦争に負けている米国?
②ホルムズ海峡封鎖の影響は?
③石油は原料にも使われる─ ナフサ品薄の原因は?
④エネルギー価格・電気料金への影響は?
⑤エネルギー危機の歴史
⑥再エネ設備導入の罠
⑦生成AIが増やす電力需要量
⑧日本の電力需要と地域の成長
<全文PDFはこちら>
・世界のエネルギー情勢に精通し、政府の各種委員会委員などを長く務めてきた著者が、ホルムズ海峡封鎖の影響やナフサ品薄の実態、エネルギー危機や急増する電力需要への対応策など、以下の8つの視点について詳細なデータを示しながら解説します。
◆8つの視点
①イラン戦争に負けている米国?
②ホルムズ海峡封鎖の影響は?
③石油は原料にも使われる─ ナフサ品薄の原因は?
④エネルギー価格・電気料金への影響は?
⑤エネルギー危機の歴史
⑥再エネ設備導入の罠
⑦生成AIが増やす電力需要量
⑧日本の電力需要と地域の成長
放射線のおはなし
宇宙線「ミュー粒子」って!?
東北放射線科学センター 理事 石井 慶造氏
せとふみのereport プラス
エネルギーミックスを支える現場からー技術者たちの思いー グリーンパワー住田遠野風力発電所
(本文要約)
・グリーンパワー住田遠野風力発電所は、岩手県住田町と遠野市にまたがる山岳地帯に27基の風車が設置された岩手県最大の陸上風力発電所である。2023年5月11日に商業運転を開始し、総出力は11万3400kW、年間発電電力量は一般家庭の約8万4000世帯相当分になる。
<全文PDFはこちら>
・2020年から約2年半をかけて進められた建設工事では、安全管理とともに、豊かな自然環境にできるかぎり負荷をかけないようにすること、地域とのコミュニケーションを大切にしてきた。運転開始以降も、その基本方針は変わらない。
・発電所の保守管理業務は、月例点検、台風や雷などによる設備損傷の有無の確認、大規模点検を3つの柱としている。これらの点検業務を担当しているのが小笠原俊裕さんだ。
・小笠原さんは発電所の建設についての住民向け説明会で地域側として会場管理に携わっていたことが縁となり入社。「入社して地域や環境に対して真摯に向き合っている会社であると強く実感した。電気がつく『当たり前』を維持するための安全点検や環境整備を通して地域を守っていくことがこの発電所の役割であり、自分にとってのやりがいとなっている」と語った。
教えて!坪倉先生 気になる“ ほうしゃせん”
原子力防災と医療 ーその2 ー 「緊急被ばく医療」の体制整備
福島県立医科大学 医学部放射線健康管理学講座 主任教授 坪倉 正治氏
トピックス
以上

