東北エネルギー懇談会

13 エネルギーの未来

【区分】
区分は、初心者と中級者に分けましたが、各自の判断で自由にご覧下さい。

1 次世代のエネルギーってどんな姿が考えられますか?

 最近、小規模発電設備が分散し、また、蓄電池や電気自動車、ヒートポンプなどで小規模なエネルギー貯蔵もできるようになり、これらを必要に応じて制御することで電力を生み出す「ネガワット」も可能となりました。

 また、各地の発電設備などを束ね、あたかも一つの発電所のようにする「仮想発電所(バーチャルパワープラント、VPP)」にも取り組んでいます。設備は小さくても、IotやAIで制御することで、大規模な発電所のように、電力需要のバランス調整ができるようになります。

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資源エネルギー庁 2017/08/24スペシャルコンテンツ これからは発電所もバーチャルになる!?
資源エネルギー庁 エネルギー教育 これからのエネルギー利用とくらし
資源エネルギー庁 エネルギー教育 未来のくらしを想像してみよう

2 水素エネルギーの活用で環境に優しい社会を作ることはできないのですか?

 水素エネルギーは多様な用途で石油などを代替する未来のエネルギーの中心的役割が期待されています。

 太陽光や風力などの余剰電力を、水素として貯蔵する「Power-to-gas」技術が注目されています。

 例えば、福島県浪江町で進められている「福島水素エネルギー研究フィールド」では、作った水素を、福島県内はもちろん、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の際の活用を目指しています(11-4を参照ください)。

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資源エネルギー庁 日本のエネルギー2018 「エネルギーの今を知る10の質問」のQ9
資源エネルギー庁 2019/08/15スペシャルコンテンツ 2019—日本が抱えているエネルギー問題(後編)(人気あり)
資源エネルギー庁 2018/07/26スペシャルコンテンツ 石炭が水素を生む!?「褐炭水素プロジェクト」
資源エネルギー庁 2018/06/28スペシャルコンテンツ 水素を使った革新的技術で鉄鋼業の低炭素化に挑戦

3 カーボンリサイクルって何ですか?

 二酸化炭素を炭素資源(カーボン)と捉え、これを回収し、多様な炭素化合物として再利用(リサイクル)することを、「カーボンリサイクル」と言います。これによって、大気中に放出されるCO2の削減を図り、気候変動問題の解決に貢献、また新たな資源の安定的な供給源の確保につなげようとするものです(①)。

 研究開発が効果的に進むように、国は、各分野で研究開発が必要な技術的な課題を整理した「カーボンリサイクル技術ロードマップ」を、2019年6月に公表しています(②)。

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資源エネルギー庁 2019/09/20スペシャルコンテンツ 未来ではCO2が役に立つ?!「カーボンリサイクル」でCO2を資源に
資源エネルギー庁 エネルギー政策(全般) カーボンリサイクル
資源エネルギー庁 2019/11/13スペシャルコンテンツ 日本発の革新的なCO2削減対策を世界へ~「カーボンリサイクル産学官国際会議」

 

4 未来に繋がる政策はどうなっているのですか?(半歩先の学び)

 国のエネルギー関係「予算」の中身をよく見ると、今後の政策の方向性などを読み取ることができます。

 2019年度の一つ目の特徴は、水素関連の予算増加です。上記2の通り、福島で世界最大級の再エネから水素をつくる技術の開発や、燃料電池自動車(FCV)、定置用燃料電池の技術開発などです。

 2つ目は、再エネの大量導入に必要な技術の開発や実証、3つ目は、災害への対応です。

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資源エネルギー庁 2019/04/02スペシャルコンテンツ 未来につながる種を育てる、エネルギーの「予算」