東北エネルギー懇談会

4 海外との比較

【区分】
区分は、初心者と中級者に分けましたが、各自の判断で自由にご覧下さい。

1 世界の国々のエネルギー事情を教えて下さい

 海外電力調査会において、12か国について事情をまとめています。日本は、一次エネルギーの石油割合が43%と大きく、また、新潟県の東新潟火力発電所は、世界的な大発電所であるなどが分かります。(①、②)

 どのようなエネルギーが使われているかはそれぞれの国で産出される資源の状況や各国の地勢・地形などによって、大きく違ってきます。

 一人当たりの電力消費量で日本はどの程度なのか、カナダなどの特徴、国別のCO2などが分かります。(③)

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海外電力調査会 各国の電気事業(主要12か国)
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四国電力 世界のエネルギー事情

2 世界の国々のエネルギー自給率ってどのくらいなのですか?

 もともと、日本は石油や天然ガスなどの資源に乏しい国です。2017年の日本のエネルギー自給率は9.6%であり、他のOECD諸国と比較しても非常に低い水準となっています。

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資源エネルギー庁 日本のエネルギー2018 「エネルギーの今を知る10の質問」のQ1-1

3 欧州と日本は何が違うのですか?

 ①では各国の電源比率の違い、②③はドイツとの違いが分かります。日本は、各国と比較すると下図の通りで、エネルギー自給率が桁違いに低く、国産の資源もないなど、明らかに違う状況であることが分かります。

 また、各国は周辺国とのパイプラインや国際送電線網によって、輸出入が自由にでき、万が一の場合でも多様な手段が可能となっています(④は欧州の電力の輸出量)。

 このような状況から、日本は単独でエネルギー途絶のリスクに対応していくしかなく、世界の他の国とは全く違う状況なのです。つまり、日本は、エネルギーの安定確保の面では、孤立し、また、その改善も困難な環境にある、のです。

 

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資源エネルギー庁 日本のエネルギー2018 「エネルギーの今を知る10の質問」のQ7-2
電気事業連合会 電事連チャンネル ひらめき!ピカールくん 第2話登場!ドイツからの使者(前編)(動画3:57)
電気事業連合会 電事連チャンネル ひらめき!ピカールくん 第3話 登場!ドイツからの使者(後編)(動画3:37)
エネルギー白書2019 第2部-第2章-第3節二次エネルギー-1.電力  【第223-1-7】欧州の電力輸出入の状況 (フランスの例、2016年)(P215)

4 アメリカと日本は何が違うのですか?

 上記3とも関連しますが、アメリカのエネルギー自給率は、10年前に70%程度でしたが、シェールオイル・シェールガスの増産があり、近年、石油の純輸出国になる等で、最近では90%を超えています。

 従って、安全保障上のリスクは非常に低く、日本とは全く違う状況ですが、それでもなお、多様なエネルギーを組み合わせながらリスク分散を図っています。エネルギー安全保障に対する高い意識レベルが感じられます。

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エネルギー白書2019 第1部-第2章-第3節データで見る各国エネルギー事情 【第123-1-1】一次エネルギー自給率の変化(P49)
資源エネルギー庁 日本のエネルギー2018 「エネルギーの今を知る10の質問」のQ1-1
資源エネルギー庁 日本のエネルギー2018 「エネルギーの今を知る10の質問」のQ7-2