東北エネルギー懇談会

【NO9】電力システム改革について知りたいのですが?

 

 日本における電力システムの改革は、1995年から徐々に進められてきておりましたが、東日本大震災により、大規模集中電源による社会的リスクの回避、再生可能エネルギーの増加やデジタル化社会の進展、それらを活用したイノベーションの急展開などによって、一般家庭電力の自由化も含めた電力システム全体の改革が求められ、2013年の法改正となりました。
 具体的には、2015年4月から”電力広域的運営推進機関”の設置・運用を行うこと(第1段)、2016年4月から、電気の“小売全面自由化”を実施すること(第2段)、そして2020年4月から“送配電部門の法的分離”を実施すること(第3段)とされ、第1段と第2段は既に実施され、第3段がこれから実施の予定です。

 全体の動きは、国(資源エネルギー庁)のHP等で確認できますが、当懇談会の「ひろば」でも情報発信しています(⑨⑩)ので、参考にしてください。

 

参考リンク先
資源エネルギー庁 2018/08/29スペコン 【インタビュー】「エネルギーの自由化はなぜ必要なのか?」―山内弘隆 氏(前編)
2018/08/30スペコン 【インタビュー】「電力・ガスシステム改革の評価とこれからの課題」―山内弘隆 氏(後編)
2018/07/12スペコン 【インタビュー】「電力システム改革と再エネの大量導入の同時進行は、世界的にも類を見ない挑戦」ー山地憲治 氏(前編)
2018/07/17スペコン 【インタビュー】「量的目標が視野に入った再エネを、いかに経済的に自立した主力電源にしていくか」ー山地憲治 氏(後編)
2017/09/28スペコン 電力小売全面自由化で、何が変わったのか?
エネルギー白書2019 第2部-第2章-第4節-6.電気料金の国際比較 【第224-6-1】電気料金の国際比較(2017年)(P220)
電気事業連合会 電気事業について 電力システム改革
電力取引等監視委員会 電力自由化の仕組み(動画4:00)
当懇談会 ひろばH29/01,468 電力システム改革と核燃料サイクル(対談)(NPO法人社会保障経済研究所代表 石川 和男氏、国際環境経済研究所理事・主席研究員 竹内 純子氏)
ひろばH28/01,456 電力システム改革の現状と課題(一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員 丸山 真弘氏)
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