当会は、10月24日（金）青森市において、青森県エネルギー問題懇談会連絡協議会との共催による「エネルギー講演会in青森」を開催しました。

常葉大学名誉教授 NPO法人国際環境経済研究所副理事長兼所長の山本 隆三 氏が「原子力産業が果たす青森県の地域創生～エネルギー問題から私たちの生活と経済を考える～」と題し講演。

山本氏は、人口減少が急激に進む地域の創生においては、AI活用を支えるデータセンターの立地が突破口になり得ると説明。データセンターの立地には、安くて安定した電気、たっぷりの水、安くて広い土地が揃っていることなどが必要とし、青森県は機器冷却に必要な冷涼な気候や潤沢な水に加え、エネルギー関連産業が多数立地しており、電力供給の点でも優位であると評価。また、データセンターの立地により「付加価値、所得の高い仕事ができる」と雇用面のメリットもあると強調しました。

講演会には約150名が参加し、今注目の話題に熱心に耳を傾けていました。