当会では、会員の皆さまを対象に、エネルギー関連施設の状況に関してより理解を深めていただくことを目的とした施設見学会を実施しています。

今回は、7月11日に日本原燃（株）六ケ所原燃PRセンターおよび原子燃料サイクル施設、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構六ヶ所フュージョンエネルギー研究所を見学しました。

当日は初めに六ケ所原燃PRセンターで模型や画像等による原子燃料サイクル施設の概要について説明を受けました。その後バスに乗り、原子燃料サイクル施設の敷地内へ移動し、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、新規制基準に基づく安全対策設備等を見学しました。続いて六ヶ所フュージョンエネルギー研究所へ移動し、核融合発電炉の研究概要の説明を受け、スーパーコンピュータや遠隔制御室を見学しました。

参加者からは「施設見学により原子燃料サイクル事業が具体的にイメージできた」「日本原燃（株）が地元との共存共栄に精力的に取り組んでいることに感激した」「核融合発電炉研究では普段接し得ない取り組み、課題をつぶさに感じ取ることができた」などの感想をいただきました。

六ケ所原燃PRセンターで模型を見ながら原子燃料サイクル事業の概要について説明を受ける