当懇談会では、会員の皆さまを対象に、エネルギー関連施設の状況に関して理解を深めていただくことを目的とした施設見学会を実施しています。

　今回は、１０月２０日、日本原燃（株）六ケ所原燃PRセンターと原子燃料サイクル施設を視察しました。

　当日は、六ヶ所原燃PRセンターにおいて概要説明を受け、模型や映像、パネル等を用いた原子燃料サイクル施設の仕組みについて見学しました。その後、実際に敷地内に入り、ウラン濃縮工場や高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターなどを見学し、現場の安全対策や新規制基準への適合性審査に向けた取り組みなどを学びました。

　参加者からは「非常に貴重な機会であった。核燃料サイクルの流れについて模型などを通して学び、再処理への工程を理解することができた」「サイクル施設は着実に技術開発・施設整備が必要と改めて感じた」などの感想をいただきました。

日本原燃（株）六ケ所原燃ＰＲセンター視察風景

核燃料サイクル施設の概要について説明を受ける

航空写真から施設全体の規模を学ぶ

再処理工場の流れについて

ウラン濃縮工場の仕組みと工程について