東北エネルギー懇談会

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エネルギー講演会in仙台を開催

2020.03.25|ニュース

当会は2月4日(火)、作家・ジャーナリストの門田隆将氏を講師にお招きし、「エネルギー講演会in仙台」を市内のホテルで開催。講演では、「今わたしたちは歴史の大きな転換点の中にいる」とし、その例として新型肺炎の拡大や中国の経済発展をあげ「中国の急成長は特に東アジアに大きな影響を与えている。1月の台湾の総統選挙で中国に近い国民党が勝利していたら、台湾海峡は実質中国が支配し、日本へ原油を運ぶタンカーの運航にも支障がでるところだった」と話された。


マスコミの情報発信については「これまではマスコミが情報を独占的に入手し、加工・発信していたが、現代はインターネットの普及等により情報が民主化され、一人ひとりが情報を発信できる時代になった」と分かり易い説明で、会場をわかせました。


また、門田氏の著書が原作の映画「Fukushima 50」(フクシマフィフティ)に関し、「原発推進・反原発いろいろな考えがあると思うが、どちらにも一理あると思っている。人間というものは揺れるものだ。私の著書や映画はどちらにも偏っていない。福島第一の事故で東日本が助かったのは「ベント」(原子炉格納容器内の圧力を下げるために行われた排気操作)が成功したから。これらに関わった人たちの戦いを是非ご覧いただきたい」との思いを語られました。 

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